【編集室の内視鏡コラム】楽に受けられる内視鏡検査

かつては、辛い・痛い。もう二度と受けたくない‥
そんな拷問のような検査と言われていた内視鏡検査ですが、
最近は楽に受けられる方法も選べるようになりました。

そのひとつは、麻酔で眠らせてもらい意識のない中で検査してもらうこと。
そしてもうひとつが「鼻から入れる」経鼻内視鏡です。

私自身、この経鼻内視鏡で恩恵を感じているひとりで、
基本、検診などで受けるときは鼻から入れてもらいます。
拡大内視鏡での精密検査が必要なときや
なんらかの処置が必要なときは経口で受けることもありますが、
そのときは割り切って眠らせてもらいます。

ただ、経鼻内視鏡も全然苦しくないか、と言われると
そんなこともありません。
体の中に「異物」が入っていくことになりますから、
多少なりとも拒否反応は示しますし、苦痛や違和感を感じることもあります。

でも、自分の場合、口から入れる検査にくらべると
その苦痛度は10分の1くらい。
これなら年に1回くらいは受けてもいいな、という印象です。
「経鼻内視鏡の検査の流れ」を紹介しています(あくまで一例ですが)
https://endoscopy.jmnn.jp/step/upper/

内視鏡検査を行っている病院の中には、
経鼻挿入が圧倒的に多い病院もあります。
愛知県にあります一宮西病院では、2017年の実績で見ると、7573件の内視鏡検査のうち、
7000件が経鼻内視鏡で行われています。
https://endoscopy.jmnn.jp/message/doctor03/
まさに、苦痛が少ないことが評価されているからこその実績だと思います。

経鼻内視鏡検査の場合、
舌の奥にある舌根部を刺激せずに入れられることが最大のメリットで
嘔吐反射を抑制できると言われています。
あと、検査中にお医者さんと話ができるのもいいです。
スコープ自体とても細いので、内視鏡手術などの処置はできませんが、
検診で受けるときなどは選択肢の一つして考えてみてはいかがでしょう。

ちなみに、経鼻内視鏡について詳しく解説しているサイトもあります。
ご参考までに‥
http://www.hanakara.jp/

ただ、すべての人が楽に受けられるかというと
決してそういうことではありません。
鼻腔が細い人もいますし、
咽頭反射が強くないので口からの方がいいという方もいらっしゃいます。
あくまで、決めるのは受診される方おひとりおひとりですので、
お医者さんと相談して、また実際に体験してみて
ご自身に適した検査を選ばれるのがベストだと思います。
どういう方法であろうと「受けること」が大事ですから。

AIを活用した大腸内...

トピックス一覧に戻る

大腸がん増加懸念、確...

ページ上部へ戻る