内視鏡検査に関する意識アンケート結果を見て‥

7月10日、オリンパス株式会社が内視鏡の日(7月14日)に合わせて「内視鏡検査に関する意識アンケート結果」を公開しました。
https://www.olympus.co.jp/news/2019/contents/nr01308/nr01308_00002.pdf
https://www.onaka-kenko.com/endoscopy/enquete/
対象は全国20歳以上の男女、調査方法はインターネット調査、調査期間は2019年2月4日から3月22日までで、回答者数は54,680人でした。

その集計結果によると、上部消化管内視鏡検査の受診率は男性63.6%に対して女性44.3%、大腸内視鏡検査の受診率は男性40.5%に対して女性21.2%と、ともに約20%の開きがありました。

受けていない人に「なぜ受けていないのか」を聴取した回答は、上部では「自覚症状がないから」が男性37.2%に対して女性32.1%、「内視鏡をのむのがつらそうだから」が男性15.7%に対して女性19.7%となっていました。大きな違いではないものの、女性の中には「受けた方がいいと思っていながらつらい検査は受けたくない」と考えている人が男性より多いことがわかります。

この傾向は大腸内視鏡検査でも同様で「自覚症状がないから」が男性36.7%に対して女性31.2%、「内視鏡を入れるのがつらそうだから」が男性13.8%に対して女性17.2%、「下剤の服用が大変だから」は男性4.3%に対して女性6.5%、「はずかしいから」は男性5.1%に対して女性8.3%となっていました。大腸内視鏡検査の場合、女性の羞恥心対策もひとつの課題だと感じます。

受診率を高めていくためには、こうした意識を払拭させていくための啓発活動が必要だと思いますが、そんな中、目を引いたのが上部内視鏡検査の挿入方法です。「10年以上前に受けた人」は経口が94.2%で経鼻が5.8%だったのに対し、「3年以内に受けた人」は経口が65.5%で経鼻が34.5%となっており、経鼻挿入が占める割合がかなり高くなっていました。苦痛が少ない点が評価されているものと思われます。

受診率対策は「苦痛対策」と「検診は自覚症状がなくても受けるもの」という意識を醸成していくことが重要だとあらためて感じました。

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